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学習院大学学部別対策|国語

学習院大学学部別|国語対策

文学部へ行きたい方
法学部へ行きたい方
経済学部へ行きたい方

文学部へ行きたい方

文学部国語の基本情報

試験時間:90分、配点:150点

大問の構成(2014年度参考)

筆記
1.現代文
2.現代文
3.古文
4.漢文

傾向

出題形式は、現代文2題・古文1題・漢文1題の計4題で、解答形式はマークシート方式による選択式と記述式の併用。出題内容に関しては、現代文は、評論か、随筆から出題されていて、哲学や社会学などをテーマにした、ここ数年の間に発表された新しいものが多い。設問は字数制限のあるが例年出題されているので、注意しておきたい。また文学史もしばしば出題されている。古文は、時代を問わず、有名作品からの出題が多い。設問は、読み,語意、文法といった基礎学力分野と、文脈を把握した上での口語訳や内容説明、内容真偽といった読解問題で構成されている。漢文も、有名な作品からの出題が多い。設問は読み、語意、書き下し文などの基礎学力分野と口語訳や内容真偽といった読解に関するものが、ほぼ半分ずつ割合で出題されている。
難易度は、現代文・古文・漢文ともにほぼ標準的でわかりやすい文が出題されている。設問は国語力の基礎が身についているかどうか問うものが中心である。試験時間から考えても、一般的な入試国語の難度を上回るほどの難しさはない。
対策に関しては、現代文は、文章になじみ、読解の基礎力を身につけることが大切であるため、自分の興味のある分野の新書本を読んでおき、新聞には毎日目を通すこと。その上で市販の参考書を解き、要約の練習をしておくこと。古文は基本をしっかり身に着けることが重要である。文法問題が必ず出題されているので活用語の基礎を理解した上で、用言と助動詞・助詞の意味。用法について身に着けておくこと。単語は基礎的なものを中心に500語は覚えたい。その際に文脈の中で語意を押さえる習慣をつけること。そして問題集を一冊こなすこと。その際ただ解くのではなく、問題文すべてを口語訳し、解説の意味と比べてみるとよい。漢文は、基本を問う問題なので、まず漢文になじむこと。教科書の文章を繰り返し音読し、そのリズムに慣れた上で白文のノートに写し、自分で訓点をつける練習をしよう。そのうえで市販の参考書をこなす。その際に問題を解くだけでなく教科書と同じ作業を行うとよい。

経済学部へ行きたい方

経済学部国語の基本情報

試験時間:60分、配点:120点

大問の構成(2014年度参考)

筆記
1.現代文
2.現代文
3.古文

傾向

現代文2題、古文1題の出題で、マークセンス法と記述式が併用されている。記述は漢字の書き取りのほかは、字数制限を加えて本文から抜き出せるものが中心で、近年は定着した傾向にある。
     出題内容については、現代文は評論または随筆から出題されており、内容は文芸・芸術・文化・社会・科学・言語など様々な分野にわたり、しかも2,000字を超える長文であることが多い。少なくとも2題中1題は現代社会が抱える問題点を論じた文章が出題される傾向にある。新聞の社説も目に付く。設問は内容真偽は微妙な語句の使い分けに注意して
     かなり細かく読み込む必要がある。また、空所補充は必出である。漢字は標準的なものがほとんどであるが、四字熟語や慣用句の空所補充もよく見られる。古文に関しては、中古・中世の作品を中心に、有名作品の有名箇所からの出題が多い。古文でありながら書き取り問題も出題されるので注意したい。全体的な内容把握とともに、細部にも気をつけたい。頻出語、多義語の意味を問うものが多いので、しっかりマスターしておきたい。
     難易度は現代文、古文ともに標準レベルである。ただ、細かい読解力が必要とされる部分があったり、抜き出し箇所を探すのに手間取ったりすることもあるので、90分という試験時間内に迅速な処理が求められる。
     対策としては、現代文は評論文が中心となっているので、新聞の社説やコラムを読むようにし、論旨をつかむことになれるとよい。また必出の内容真偽問題に対応するためにも
     すばやい読解力が不可欠である。質の高い文章を読み、この副詞はこの動詞に呼応することが多いといった感覚を磨くとよい。さらに選択式の標準的な問題集で演習をつんでおくこと。古文は重要単語を覚えること、助動詞・助詞を中心にした文法の確認、問題文を要約することの3つの基本を丁寧に学習すること。さらに頻出文を集めた参考書1冊に取り組むことをお勧めする。

法学部へ行きたい方

法学部国語の基本情報

試験時間:60分、配点:100点

大問の構成(2014年度参考)

筆記
1.現代文
2.現代文
3.古文

傾向

現代文2題(105点)、古文(45点)の計3題の出題。マークセンスによる選択式と記述式の併用という形式が続いているが、記述式は書き取り、読み、個所指摘などが主で、本格的な記述問題は出題されていない。出題内容に関して、現代文は評論や随筆から出題されている。設問は、読み・書き取りなどの基本的なものから、文章全体の内容理解を問うものまで、幅広く出題されている。語句にアクセントを置いた問題(熟語や慣用句を完成させる空所補充問題)も頻出していて、特徴となっている。古文は、語意、口語訳、読み、書き取り、空所補充、文法、内容説明、内容真偽などで、現代文同様バランスの取れたないようになっている。古文でありながら書き取りも、読みも問われるので注意したい。必出の文法は動詞の活用や助動詞など基本的なもので、レベル的に難しくない。
難易度は現代文・古文ともに文章・設問とも標準レベルといえる。試験時間も90分と長いので足らないということはないだろう。対策としては、まず現代文は、書き取り、読み、文学史などといった基本知識が必要である。新書を中心とした読書に加え、新聞や雑誌などの多くの文章を読むことを通して、現代に生きる者としての、国語(日本語)の常識を身につけるようにしたい。これらの基本知識の理解のうえに正確な精読が必要である。また語意と副詞を中心とした語の空所補充の問題は必出なので、質の高い文章を読み、この副詞はこの動詞に呼応することが多いといった感覚を磨くとよい。問題集は選択式、記述式両方に対応したものを二冊は解いて、様々な問題に慣れる必要がある。古文に関しては、様々な分野の標準的な文章を読解できるようにしておこう。そのためには、文法(特に、助詞・助動詞・呼応の副詞)、和歌の修辞技法、敬語法、重要古語、古典常識は必須。難しいことや特集なことを覚えるのではなく、日頃の授業や学習の中に出てくることを丁寧に理解し、覚えていく姿勢が重要である。参考書はやはり、標準的なものを2冊はこなして実践力を養っておこう。

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